1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. カルチャー

「推しチーム見つけて」国内初の女子囲碁リーグが開幕 新規ファンや棋力アップに期待 〈マンスリー囲碁〉

産経ニュース / 2024年8月21日 8時0分

日本女子囲碁リーグは、チームカラーのユニフォームを着て対局する

国内初となる囲碁の公式団体戦「日本女子囲碁リーグ」が7月27日、開幕した。中国や韓国ではチーム対抗のリーグ戦が人気を博しており、日本でも新規囲碁ファンの獲得や女流棋士のレベルアップにつなげたい考えだ。

日本女子囲碁リーグは監督1人、女流棋士4人からなるチーム単位で戦う3対3の団体戦。約1年をかけて他のチームと2対局ずつ戦い、勝ち点の多い上位2チームで決勝戦を行う。持ち時間は各1時間で、使い切ると1手30秒の秒読みとなる国内の棋戦では珍しいルールを採用している。

開幕戦のカードは、チーム囲碁・将棋チャンネル(三将・徐文燕二段、副将・星合志保四段、主将・藤沢里菜女流本因坊)と、チームセンコーグループ(三将・万波奈穂四段、副将・牛栄子四段、主将・上野愛咲美女流立葵杯)。主将戦で上野女流立葵杯が早々に中押し勝ちを決めたが、副将・三将戦で2勝したチーム囲碁・将棋チャンネルが初勝利を飾った。

韓国女子囲碁リーグにも長年参加してきた藤沢女流本因坊は「今日はすぐに負けてしまって申し訳ないなと思いつつ、他の2人が勝ってくれてうれしかった」と笑顔。「急に秒読みになるスリルがあって、最後まで分からない対局になる。団体戦で女流全体が強くなれればいい」と語った。

一方、上野女流立葵杯は「いつもより気合が入ってすごい碁になった。囲碁を見たことがない人にも、推しチームを見つけてもらえれば」とファン拡大に期待を込めた。(村嶋和樹)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください