愛子さま、佐賀で「紙すき」作業ご体験 「和紙の新たな可能性を感じた」

名尾手すき和紙の店舗で和紙のびんせんについて説明を受けられる天皇、皇后両陛下の長女、敬宮愛子さま＝12日午後4時4分、佐賀市大和町（代表撮影）

佐賀県を訪問していた天皇、皇后両陛下の長女、敬宮愛子さまは12日、令和3年の豪雨で被害を受け、5年に再開した「名尾手すき和紙」の工房（佐賀市）などを訪れ、同日夜、帰京された。

愛子さまは工房で、職人の説明を聞きながら紙すきをご体験。「奥深いですね」と話されていた。和紙などを販売する店舗では、和紙の原料を使ったお香やお茶などの製品もご覧に。「和紙の新たな可能性を感じました」と述べられた。

これに先立ち、市内のアリーナで国民スポーツ大会の柔道競技をご観戦。同市の県赤十字血液センターでは自然災害に対する県の取り組みなどを視察された。