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両陛下ご訪英、交流深め未来志向の関係をご構築 君塚直隆・関東学院大教授

産経ニュース / 2024年6月21日 22時15分

関東学院大学の君塚直隆教授(萩原悠久人撮影)

22日から始まる天皇、皇后両陛下の国賓としての英国ご訪問。英女王エリザベス2世の招待で4年前に計画されたが、新型コロナウイルス禍で延期されていた。女王の死去や、英国の代替わりを経て実現するご訪問の意義と展望について、皇室と英王室の交流の歴史に詳しい関東学院大の君塚直隆教授に聞いた。

ご訪英が女王の存命中に実現しなかったことは非常に残念だが、両陛下は、チャールズ新国王が王室・皇室のある国からは初めて迎える国賓となる。天皇陛下が皇太子時代から交流を重ねてきた国王との絆を確かめ、皇后さまとともに、次世代の王室メンバーも含めた交流に臨まれることが期待される。

英国側の招待の背景には、日本の皇室と英王室の親密な関係とともに、欧州連合離脱後、英国が日本との関係を改めて重視してきたこともあるだろう。

155年の日本の皇室と英王室の交流の歴史の中で、先の大戦はちょうどその中間にある。昭和天皇の訪英からも、すでに半世紀以上が経過している。今回の両陛下のご訪英では歴史を踏まえた上で、より未来志向の関係が築かれるのではないか。(聞き手 緒方優子)

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