皇室の「今」を分かりやすく発信、宮内庁HPが大幅改修

大幅にリニューアルされた宮内庁のホームページ（同庁提供）

宮内庁は12日、公式ホームページ（HP）を大幅にリニューアルした。「見る」「知る」「訪れる」という3大テーマの入り口をトップページに配置し、利用者が知りたいコンテンツに分かりやすくたどり着けるよう配慮した。皇居の宮殿内の一部を360度のパノラマで見ることができる新コンテンツも公開した。

改修では、天皇陛下と皇族方のご活動や、皇室の歴史、文化などを国民に広く発信しようと、デザインなどを刷新した。平成11年に開設されたHPの大幅リニューアルは21年度以来で、コンテンツの内容に変更はない。改修により、スマートフォンなど閲覧する端末によって画面の表示が最適化されるようになった。

同庁は、広報の強化に向けて広報室を設置し、昨年開設した公式インスタグラムは189万人超がフォローしている。広報室は「HPを訪れる方に、皇室をより分かりやすく、深く知っていただければ」としている。