愛子さま、28日から能登半島地震の復興状況ご視察で石川県へ 初の単独地方公務

宮内庁などは20日、天皇、皇后両陛下の長女、敬宮（としのみや）愛子さまが、1月の能登半島地震の復興状況視察のため、28日から1泊2日の日程で石川県を訪問されると発表した。愛子さまが公的活動のために単独で地方を訪問されるのは初めて。

愛子さまは28日に新幹線で金沢市に入り、車で志賀町へご移動。被災店舗が入居する仮設の商店街や、ボランティアの受付会場などを視察される。29日は多くの旅館が被災した七尾市の和倉温泉へ足を運び、地元住民らと交流される。

地震を巡っては、両陛下が3～4月にかけて輪島市など奥能登4市町を訪問し、被災者を見舞われていた。今回、県から改めて宮内庁に対し、愛子さまのご視察について願い出があったという。愛子さまの単独での地方訪問は、3月に伊勢神宮（三重県）などを私的に参拝されて以来。