紀子さま、能登半島地震で被災の石川県珠洲市をご訪問 住民の健診ご覧に

秋篠宮妃紀子さまは15日、石川県珠洲市を訪れ、総裁を務める結核予防会の同県支部が実施する健康診断の様子を視察された。同市では、1月の能登半島地震の影響で住民の健診が遅れていたが、今月から開始。被災者の健康管理に尽力する関係者をねぎらわれた。

紀子さまは14日に東京から石川へ移動し、金沢市で予防会の被災地での活動についてお聞きに。15日は朝から珠洲市の健診会場に入って設営を手伝い、訪れた人に親しく言葉をかけられていた。

避難者への食事の提供を支援した地元の飲食店経営者らともご懇談。高齢者や、断水などの影響で高血圧や便秘の症状を抱える人のため、献立を工夫したことについて聞き、自らも被災した経営者らに「お店を再開できるといいですね」と声をかけられたという。