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デブリ分析施設を報道陣に公開 取り出し規模拡大に生かす 日本原子力研究開発機構

産経ニュース / 2024年8月20日 18時23分

日本原子力研究開発機構が公開した研究施設の設備。遠隔操作で試料の調整を行う=20日、茨城県大洗町(芹沢伸生撮影)

日本原子力研究開発機構は20日、東京電力福島第1原発2号機から取り出した溶融燃料(デブリ)を分析する研究施設を報道陣に公開した。回収したデブリの性状を分析し、今後の取り出し規模拡大に向けた工法などの検討に役立てる。

22日から始まる試験採取では、2週間程度かけて数グラムのデブリを回収した後、運搬用の専用容器に入れて、同機構の照射燃料集合体試験施設(茨城県大洗町)へ運ぶ計画だ。

デブリは福島第1原発事故で炉心溶融(メルトダウン)を起こし、溶け落ちた燃料が原子炉内の構造物と混ざり合って再び固まったもの。同施設ではデブリを構成する成分を電子顕微鏡で調べた後、切断したり溶かしたりして詳しく分析する。同機構は今年度中に結果を取りまとめる方針。

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