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福島第1原発、事故後初のデブリ採取を10日から再開へ 作業ミスで延期

産経ニュース / 2024年9月9日 17時26分

東京電力は9日、福島第1原発事故で溶け落ちた燃料(デブリ)の試験採取を10日から再開すると発表した。当初は8月22日に開始する予定だったが、デブリの採取装置を押し込むパイプの接続順にミスがあり、初日で作業を中断。再開の条件としていた手順書の見直しなどが終わり、準備が整ったとしている。

東電によると、今月7日から復旧作業を開始し、8日に5本のパイプを正しく並び替える作業が完了。9日には東電の小早川智明社長が原発構内にある遠隔操作室のカメラで現場作業の状況や機材の動作などを最終確認したという。

東電は5日、作業ミスの原因が東電社員と現場作業員の思い込みによる確認不足だったとする調査結果を公表。作業は協力企業に任せきりで、東電社員は現場に立ち会っていなかった。

東電の計画では、2号機原子炉格納容器の側面にある貫通部に「テレスコ」と呼ばれる釣りざお型の装置を差し込み、2週間程度かけて3グラム未満のデブリを採取。1~3号機には推計880トンのデブリが存在すると考えられている。

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