民間のカイロスロケット2号機、打ち上げ2度目の延期 新たな日程は未定

宇宙事業会社スペースワンは15日、同日午前11時に和歌山県串本町のロケット発射場「スペースポート紀伊」で打ち上げを予定していた小型固体燃料ロケット「カイロス」2号機について、打ち上げを再延期すると発表した。理由は明らかにしていない。

当初は14日の打ち上げを予定していたが、発射直前に上空の強風を理由に延期を決定しており、今回で延期は2度目。同社は新たな打ち上げ日程の決定を急ぐ。

2号機は小型衛星5基を搭載しており、打ち上げの約53分後から順次、高度約500キロの軌道に投入する。成功すれば民間単独では日本初の衛星投入となる。