目がぱっちり開いたまま「夏眠」 砂に潜るユニークな習性も観察可能 イカナゴ 神戸須磨シーワールドの仲間たち
産経ニュース / 2024年6月19日 11時50分
神戸須磨シーワールド(スマシー)に3つある展示棟の一つ「アクアライブ」には、鳴門の渦潮など瀬戸内海の原風景が再現されたコーナーが設けられている。このコーナーでは、兵庫県の郷土料理、くぎ煮で知られる「イカナゴ」のユニークな生態も観賞できる。
イカナゴには、水温が上がる夏、砂の中に潜って寝る「夏眠」をする習性がある。スマシーでは水温が上がらないよう調整し、夏眠を防いでイカナゴを年間を通して展示できるか取り組んでいるという。
展示しているイカナゴの中には、砂に勢いよく潜り込む個体もいるため、その様子がじっくり観察できる。ただ、イカナゴにはまぶたがなく、目をぱっちり開けたままなので、寝ているかどうかは判断できない。
生息する自然界の海の中では、カイアシ類と呼ばれるプランクトンを食べる。大きな目が特徴だけに、目視で餌を認識しているそうだ。
イカナゴの夏眠防止だけでなく、繁殖にも挑戦する意向のスマシー。だが、繁殖には夏眠が欠かせないため、年間通した展示と繁殖を両立させることが今後の課題だという。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
西日本唯一のシャチ ホテルのプールでイルカと触れ合いも 新たな観光スポット「スマシー」の魅力
産経ニュース / 2024年6月27日 11時0分
-
「笑うアシカ」生みの親、シャチの大ジャンプに込める思い スマシー館長・中野良昭さん 一聞百見
産経ニュース / 2024年6月21日 14時0分
-
吸盤の特徴でオスとメス判別可能 周囲に合わせた擬態も魅力なマダコ 神戸須磨シーワールドの仲間たち
産経ニュース / 2024年6月20日 11時50分
-
オス1頭の「ハーレム」つくる習性 巨体な「小心者」も カリフォルニアアシカ 神戸須磨シーワールドの仲間たち
産経ニュース / 2024年6月18日 19時50分
-
「食べるとき以外は泳ぐか寝ているか」 水中でウトウトするかわいい姿も ゴマフアザラシ 神戸須磨シーワールドの仲間たち
産経ニュース / 2024年6月17日 11時50分
ランキング
-
1那須2遺体 死亡夫婦の長女を殺人容疑で逮捕 店の経営権独占狙う?
毎日新聞 / 2024年6月27日 13時10分
-
2JR新宿駅で警察官が刺されたか “路上生活者の女”の身柄を確保
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年6月27日 10時44分
-
3働いて収入得たことを隠したか…生活保護費等約191万円を不正受給した詐欺容疑で64歳男逮捕「返済に充てた」
東海テレビ / 2024年6月27日 7時7分
-
4【速報】大学生が転落死した美人局事件「少年院送致」決定を不服とした少女側の抗告を棄却 大阪高裁
MBSニュース / 2024年6月27日 16時5分
-
5繁殖用の小型犬3匹を殺した疑い、「行き場のない犬に対する責任取った」…「2匹はすでに死んでいた」と一部否認
読売新聞 / 2024年6月27日 11時8分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)