カイロスロケット2号機、14日打ち上げ 衛星を軌道投入できれば民間単独初

宇宙事業会社スペースワン（東京都港区）は14日、開発中の小型固体燃料ロケット「カイロス」2号機を、和歌山県串本町にあるロケット発射場のスペースポート紀伊から打ち上げる。予定時刻は午前11時で、遅れが生じた場合は最大で午前11時20分まで延長する。打ち上げ予備期間は15～27日。

カイロスは、全長約18メートル、重さ約23トンの3段式ロケット。3月に初号機を打ち上げたが爆発して失敗したため、今回は対策を施しての再挑戦となる。2号機は小型衛星5基を搭載し、軌道投入に成功すれば、民間単独では日本初の成功となる。