64チームの熱戦火ぶた 小・中学校将棋団体戦の西日本大会始まる

小・中学校将棋団体戦の西日本大会で対局する参加者ら＝３０日午前、神戸市中央区のザ・マーカススクエア神戸（甘利慈撮影）

文部科学大臣杯第20回小・中学校将棋団体戦（主催・産経新聞社、日本将棋連盟、特別協賛・ヒューリック）の西日本大会が30日、神戸市中央区のザ・マーカススクエア神戸で始まった。

同じ学校に通う3人でチームを組んで戦う団体戦。愛知以西の27府県から小学校、中学校各32の計64チームが出場した。

開会式で、日本将棋連盟常務理事の井上慶太九段は「団体戦は、力を合わせて戦えば必ずいい結果につながります。最後まであきらめず、チームのためにがんばりましょう」と激励。産経新聞大阪本社の中村将編集局長は「記念すべき日本将棋連盟100周年の大会から未来の名人が誕生するのを楽しみにしています」とあいさつした。この後、審判長の南芳一・九段の合図で、選手たちは真剣勝負に臨んだ。

小学校の部、中学校の部とも上位2チームが西日本代表として8月9日に東京で行われる決勝大会に進み、日本一を目指す。