小・中学校将棋団体戦 大阪・平岡小が２年連続決勝大会へ

予選第３回戦で同志社中学校（京都・左）と対局する関西大学中等部の選手（南雲都撮影）

文部科学大臣杯第20回小・中学校将棋団体戦（産経新聞社など主催、ヒューリック特別協賛）が30日、神戸市で行われ、大阪府代表で昨年全国3位の堺市立平岡小が、2年連続決勝大会進出を決めた。

大会は1チーム3人の団体戦で、西日本の各府県大会を勝ち抜いた小中学校計64チームが参加。

8チームが4ブロックに分かれ、3戦する予選では、平岡小が全勝でDブロック1位。決勝大会出場校決定戦では、強豪の大府市立大府小（愛知）を2－1で振り切った。

3人は昨年全国3位になった同じメンバー。井上諒音君（6年）は「昨年の決勝大会進出は初めてで信じられなかったが、今年は自信があった。全国の強い相手を倒したい」と意気込んでいた。

茨木市立中条小は2勝1敗でBブロック2位、普及推進枠の高槻市立日吉台小は2勝1敗でCブロック4位、堺市立金岡南中は2勝1敗でBブロック2位、関西大学中等部は1勝2敗でCブロック5位、豊中市立第十一中は2勝1敗でDブロック2位だった。

大阪府内6校の対戦結果

▶小学校Bブロック

◇中条

1回戦●1－2愛知

2回戦〇3－0佐賀

3回戦〇2－1沖縄

▶小学校Cブロック

◇日吉台

1回戦〇2－1熊本

2回戦●0－3京都

3回戦〇2－1山口

▶小学校Dブロック

◇平岡

1回戦〇2－1大分

2回戦〇2－1高知

3回戦〇2－1福岡

▶決勝大会出場校決定戦

平岡2－1大府市立大府（愛知）

▶中学校Bブロック

◇金岡南

1回戦〇2－1鳥取

2回戦●1－2広島

3回戦〇3－0大分

▶中学校Cブロック

◇関大中等部

1回戦〇2－1沖縄

2回戦●1－2奈良

3回戦●1－2京都

▶中学校Dブロック

◇豊中第十一

1回戦〇2－1高知

2回戦●1－2福岡

3回戦〇2－1愛知

【出場選手（敬称略）】平岡小＝寺田逞真（6年）大井理史（6年）井上諒音（6年）▽中条小＝佐野慶多（3年）久保丈太朗（3年）鐵尾和也（3年）▽日吉台小＝荒木創太（5年）鈴木勇翔（5年）濱田柊哉（5年）▽豊中第十一中＝山本一慶（2年）山下淳之介（1年）菊澤和真（1年）▽関大中等部＝丸澤司（3年）植田清佑（1年）立石怜（3年）▽金岡南中＝二星春樹（2年）花田ラティフラ（1年）花田イルファヌラ（1年）