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「藤井8冠」崩した伊藤匠叡王が就位式 「AIより正しかった判断、将棋の難しさ実感」

産経ニュース / 2024年8月23日 13時13分

師匠の宮田利男八段(左)から花束を受け取る伊藤匠叡王=23日午後、東京都港区の明治記念館(相川直輝撮影)

将棋の伊藤匠叡王(21)の就位式が23日、東京都内で行われた。藤井聡太七冠(22)=棋聖・竜王・名人・王位・王座・棋王・王将=を下し、自身初のタイトルを獲得した伊藤叡王は「今期の第5局では将棋ソフトも正しく評価できない局面が現れ、部分的に人間の判断が正しかったケースもあった。AI(人工知能)の評価も絶対的なものではないということを確認させられ、将棋の難しさを実感した」と述べた。

式では、日本将棋連盟の羽生善治会長(53)から就位状が贈られた。師匠の宮田利男八段(71)から花束を受け取った伊藤叡王は、五番勝負について「どれも苦しい将棋で、正確に指すことが難しかった。1分将棋の緊迫した場面で藤井さんと対局することができたのは、貴重な財産になった。今後もそのような将棋が指せるよう努力していきたい」と振り返った。

伊藤叡王は4~6月に行われた第9期叡王戦五番勝負で、タイトル全8冠を保持していた藤井七冠を3勝2敗で下し、初タイトルを獲得。藤井七冠の全8冠保持を打ち崩した。

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