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藤井棋聖要所で好手、後手玉追い込む 「永世棋聖」王手 ヒューリック杯棋聖戦第2局

産経ニュース / 2024年6月17日 19時42分

対局終了後、インタビューに応じる藤井聡太棋聖(左)と山崎隆之八段=17日午後、新潟市西蒲区の「高志の宿 高島屋」(矢島康弘撮影)

新潟県西蒲区岩室温泉の「高志(こし)の宿高島屋」で17日指された「ヒューリック杯第95期棋聖戦五番勝負」(産経新聞社主催)の第2局。挑戦者の山崎隆之八段(43)が午後6時39分、投了し、藤井聡太棋聖(21)=竜王・名人・王位・叡王・王座・棋王・王将=が新たな記録「永世棋聖」の資格獲得に王手をかけた。持ち時間各4時間で、残りは藤井棋聖24分、山崎八段1分。

午前9時、立会人の中村修九段(61)の合図で対局開始。タイに追いつきたい山崎八段の作戦が注目されたが、2筋に展開する向かい飛車に構えた。

駒組みが続くと思われたが、山崎八段が38手目△4五桂。中村九段は「積極的に動いていった手ですね」と驚いた。しかし、△5三桂に対する藤井棋聖の45手目▲3五歩が「機敏な一手」(中村九段)で藤井棋聖が徐々に優位を築いた。

その後も藤井棋聖が要所での好手で優勢から勝勢へ拡大。最後は後手玉を追い込み、快勝した。

山崎八段の話「じっとしておくつもりだったが、藤井棋聖にとがめられ、チャンスを作れなかった。次はしっかりと作戦を考え、いい勝負にしたい」

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