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「さっぽろ雪まつり」開幕 迫力の大雪像に歓声 雪と氷の祭典、観光客でにぎわい

産経ニュース / 2025年2月4日 20時10分

人気を集める大谷翔平選手と愛犬デコピンの雪像=4日、札幌市中央区(坂本隆浩撮影)

雪と氷の祭典「第75回さっぽろ雪まつり」(実行委員会主催)が4日、札幌市で開幕した。メインの大通会場では5基の大雪像を含む129基の市民雪像などが展示され、国内外から駆け付けた観光客が笑顔で楽しんでいる。11日まですすきの会場と、つどーむ会場の3会場で多彩なイベントが繰り広げられる。

大通7丁目会場で行われた開会式は、陸上自衛隊第11音楽隊の力強い演奏で幕開け。ステージでは雪像制作に全面協力した陸自第11旅団の足立吉樹旅団長から、札幌市の秋元克広市長に完成目録が贈られた。

秋元市長は「今冬は記録的な小雪で気温も高く、不安を感じた人もいると思うが、関係者の尽力で開催できた」と感謝するとともに、来場者に雪まつりの魅力を世界に発信するよう呼び掛けた。

大通会場では、マンガやテレビアニメで話題の「転生したらスライムだった件」の主人公らをはじめ、「北海道庁旧本庁舎~赤レンガ庁舎」や人気アクションゲーム「モンスターハンターワイルズ」のモンスターなどをあしらった高さ10メートル超の大雪像5基が大好評。市民らが制作した雪像を展示している2丁目会場では、大谷翔平選手と愛犬のデコピンをかたどった雪像が人気を集めている。

神奈川県川崎市から家族4人で大通会場に来ていた会社員の竹内健悟さん(50)は「晴天で気温も寒すぎず絶好の観光日和でよかった」と笑顔。雪まつりは初めてという長男の郁人さん(14)は「大雪像がすごく大きい。作るのが大変だったと思う」と話し、妹の美織さん(10)も「どうやってあの高さまで作ったのが不思議」と話した。

すすきの会場には、毎年恒例の氷彫刻アーティストによる60基の氷像がずらり。日没後には色鮮やかなネオンに照らされ、幻想的な雰囲気も楽しめる。(坂本隆浩)

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