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万博へ路上喫煙「No」、大阪市全域で 改正条例施行 喫煙所330カ所に

産経ニュース / 2025年1月27日 19時13分

路上変圧器にラッピングされた路上喫煙全面禁止を知らせる表示=27日午前、大阪市中央区(南雲都撮影)

大阪市は27日、市内の一部地域で実施してきた路上喫煙禁止を、従来の6カ所から市内全域に拡大する改正条例を施行した。紙巻きたばこに加え加熱式たばこも規制対象となった。政令市による市内全域での禁止は初。引き続き違反者から過料千円を徴収する。4月13日に開幕する2025年大阪・関西万博を前に、市内の受動喫煙防止や環境美化を推進するのが狙い。

市は改正条例により、分煙環境を整備するため指定喫煙所を整備。既設の7カ所に加え、公設や民間への補助、民間からの提供などで1月27日までに約310カ所を確保した。万博開幕までに約330カ所まで増やす。

27日には条例施行を知らせる掲示物が複数箇所に設置されたほか、市に任用され過料の徴収を担当する指導員が市内を巡回した。市の担当者は「多くの人が国内外から訪れる万博を契機に、国際観光都市にふさわしい街にしていきたい」と話していた。

市は平成19年に路上喫煙防止条例を施行し、JR大阪駅や南海難波駅の周辺など6カ所を対象に違反者から過料千円を徴収。市内全域での禁止は令和4年3月に松井一郎前市長が提唱し、昨年3月、市議会が改正条例案を可決していた。(山本考志)

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