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吸盤の特徴でオスとメス判別可能 周囲に合わせた擬態も魅力なマダコ 神戸須磨シーワールドの仲間たち

産経ニュース / 2024年6月20日 11時50分

周囲に合わせた擬態が干渉できるマダコ=神戸市須磨区の神戸須磨シーワールド(二星昭子撮影)

川の上流から干潟や河口にいたる自然環境を再現し、そこに住む生き物を展示する神戸須磨シーワールド(スマシー)の「ローカルライフ」ゾーンでは、難しいとされるマダコの多頭飼育に取り組んでいる。

タコは縄張り意識が強く、砂を掘ったり、石を組み合わせたりして巣をつくる。縄張りに侵入されると、飛びつくなどして攻撃を加えるため、1つの水槽で多くの個体を展示するのは困難だ。

そこで、スマシーでは隠れ家となる場所を可能なかぎり多数設置したり、エビやシシャモなどの餌をしっかり与えたりする方法を導入。これらによってタコ同士の縄張り争いを防ぐことができるか、チャレンジしているそうだ。

タコは他にも興味深い習性や特徴がいくつかある。一つは、すみかに合わせた擬態だ。白っぽい岩や砂に隠れていると白くなるなど、周辺の環境によって変色する。

また、タコは目がある場所が頭、袋のようになっているところが胴体、足のように見えるのは腕だ。腕の吸盤がどれも同じ大きさでそろっていれば雌で、大小の吸盤があり不規則に見えるのが雄。水槽に張り付いた吸盤を観察するのも楽しみ方の一つだという。

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