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IPAビールで仕込む 鶏の唐揚げ 料理と酒

産経ニュース / 2024年7月1日 10時30分

揚げたての鶏の唐揚げ。カリッとした外側の食感と、中はジューシーでフワッと軟らかいのが好みです。

外側の衣のカリカリ感を出すために、小麦粉と片栗粉を使います。そして肉を軟らかくするためにビールに2日間漬けました。使ったのはIPAビールの「インドの青鬼」。強い苦みとシトラスやフローラル、スパイシーな香りが特徴。カスケード、シトラ、モザイクなど多種のホップ由来の香りが複雑さと広がりを感じさせてくれます。鶏唐揚げを食べて苦みはほとんど感じませんが、香りはほんのり。IPAビール好きには、たまらない一品だと思います。

鶏肉はなるべく大きくカットするのがポイント。皮の部分もおいしいので、粉を付けるときに広げるようにするといいでしょう。カリッと感を出すためには、片栗粉を使うことと、2度揚げすることが肝心。中の水分は保持して、外側の水分を飛ばすことが重要です。

IPAビールとは、インディアペールエールのこと。アルコール分は少し高く、ホップを大量に使用して、苦みと香りが高いのが特徴。18世紀ごろイギリスからインドに運ぶために船の上で劣化させないようアルコール分を高くしたのが始まりです。今ではアメリカ西海岸を中心に世界的なブームとなり、日本でも多くのファンがクラフトビールブームを牽引(けんいん)しています。

IPAビールに合う、鶏の唐揚げ。間違いないですよ。(速水裕樹)

材料(3人分)

鶏もも肉…………2枚

レモン……………1個

IPAビール……100cc

しょうゆ…………大さじ2

ショウガ…………1片

卵…………………1個

小麦粉……………大さじ2

コショウ…………少々

片栗粉……………大さじ2

揚げ油……………適量

作り方

1.鶏もも肉を大きめにカットする。1枚を5~6等分ぐらい

2.ボウルにおろしたショウガ、しょうゆを入れ、鶏肉を入れてもみ込むようにする

3.ビールを注いでもみ込むように混ぜ、保存袋に入れて冷蔵庫で2日間寝かせる

4.余分なビールを捨て、溶き卵、小麦粉、コショウを入れてもみ込む。ねっとり指にからみつくようになる

5.1枚ずつ片栗粉をまぶしてバットに並べる

6.鍋に油を入れて火をつけ170度になったら、鶏肉を皮が下になるように1切れずつ入れる。1分間は触らない

7.1分したらそれぞれ離すようにして、1分半ほどで裏返す。3分したらバットに取り出す

8.3分間休んだら、再び揚げる。180度に油の温度を上げ、2分ほどで揚げ色がついたら取り出す

9.器に盛り付け、レモンを添えて完成

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