富士急ハイランド、ホラー施設「戦慄迷宮」をリニューアル ２０日に再始動

リニューアルした富士急ハイランドのホラーアトラクション「戦慄迷宮～闇に蠢く病棟～」の外観＝１７日、山梨県富士吉田市（平尾孝撮影）

テーマパークの富士急ハイランド（山梨県富士吉田市）は、人気ホラーアトラクション「戦慄迷宮」をリニューアルし、２０日に「戦慄迷宮～闇に蠢（うごめく）く病棟～」として再始動させる。１７日に報道陣に事前公開した。

廃虚となった「慈急総合病院」に迷い込んでしまった来場者が、恐怖の没入体験することがコンセプトとなっている。廃病院としてのリアリティーを向上させるため、「口腔（こうくう）外科」や「病理検査室」などの新たな部屋を追加したほか、戦慄迷宮の名物である長い廊下でも恐怖を与える〝仕掛け〟を増やしている。

料金は富士急ハイランドのフリーパスを持っている場合は１組４０００円。フリーパスがない場合は同８０００円。１組は最大４人までで所要時間は約５０分。

戦慄迷宮は平成１５年７月に現在の場所での開業以来、５３０万人が入館するなど、各種ジェットコースターなどの絶叫マシンとともに、今年７月に開業６０周年を迎えた富士急ハイランドの主力アトラクションに育っている。