リラックマ流マラソンのススメ 「世界遺産姫路城マラソン」のアンバサダーに就任 欧米、アジアに情報発信へ

委嘱状とタスキを受け取ったリラックマ（左）と大会会長の清元市長（右）＝8月1日午前、兵庫県姫路市（西浦健登撮影）

来年２月２３日に開催される兵庫県姫路市のマラソン大会「第１０回世界遺産姫路城マラソン」の記念事業の一環で、のんびりした雰囲気で人気のキャラクター「リラックマ」が、同事業のスペシャルアンバサダーに就任し、同市が１日、市役所で就任式を行った。リラックマが現地でランナーを応援し、１０回目の節目となる大会を盛り上げる。

リラックマは、平成１５年に誕生した着ぐるみのクマのキャラクターで、幅広い世代に親しまれており、日本だけでなく、欧米やアジア圏でも人気がある。同市は若い世代や、外国人にも姫路城マラソンの魅力を知ってもらおうと、リラックマのアンバサダーへの起用を決めた。

リラックマは、大会前日の来年２月２２日から２日間行われるイベントに参加するほか、大会当日も、ランナーの応援などを予定している。また、参加ランナーには、タオルやＴシャツなど、リラックマとコラボした特別デザインのグッズを配布する。

この日の就任式で、清元秀泰市長が、リラックマに委嘱状とタスキを手渡した。清元市長は「リラックマの癒やしを思い描いて、ゴールの姫路城を目指してほしい」と語った。