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増える空き店舗活用模索 子供服店と花屋オープンで社会実験 奈良・生駒駅南口

産経ニュース / 2025年1月17日 11時41分

奈良県生駒市が公募した2ショップが19日にオープンする空き店舗=同市本町

近鉄生駒駅南口の空き店舗(奈良県生駒市本町)に市が公募で選んだ子供服と花の2ショップが19日、オープンする。同じフロアを2業者が使用する。駅北口が再開発されて商業施設が集積しているのに対し、駅南口は空き店舗が目立っており、市が空き店舗活用の可能性を探るため出店者を募った。2ショップは3月30日まで社会実験として運営を続ける。

今回、2ショップがオープンする空き店舗は食品会社の事務所だった場所で、広さ計約50平方メートル。市が昨年11~12月に公募し、選考の結果、いずれも市内の業者でオンラインで子供服を販売している「こどもふくnemo」と、イベントで出店しているドライフラワーと生花の「Repos flower(ルポフラワー)」がオープンすることになった。

市によると、駅南口は「生駒聖天(しょうてん)」と呼ばれる宝山寺の参道があり、かつて飲食店や商店が軒を連ねてにぎわったが、空き店舗が増えている。ただ空き店舗は家賃が高く、テナントを募集していないこともあるため、出店のハードルが高かった。市はやる気のあるショップと空き店舗のマッチングを図るため、売り上げの1割を家賃としてショップを公募した。

2月以降は2ショップのほかに、ペット用品やコーヒー、食器などを販売する業者も入るという。

今回の社会実験は3月に終了するが、市拠点形成室の担当者は「4月以降も駅南口の活性化を図るため、手立てを講じていきたい」としている。

営業時間は午前10時~午後4時(金曜のみ午前11時~午後6時)。月曜、水曜定休。そのほかに臨時休業の日もある。

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