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山県有朋の別荘庭園で「コケ」の奥深さ堪能

産経ニュース / 2024年6月21日 11時53分

無鄰菴の庭園でコケを観察する参加者ら=京都市左京区

明治維新の元勲、山県有朋の別荘として知られる国の名勝・無鄰菴(むりんあん)(京都市左京区)で、庭園のコケと触れあうイベントが開かれ、参加者が肌ざわりなどを通してコケの魅力に親しんだ。

無鄰菴の庭園には約50種のコケが生息。スギゴケやハイゴケ、オキナゴケなどが中心で、毎年庭園内の生態系は変化しているという。コケには土壌に保湿効果をもたらすといった重要な役割がある。また情緒を演出するなど、日本庭園の印象を作り上げる上で欠かせない存在となっている。

講師を務めた植彌(うえや)加藤造園(同市左京区)の平野友昭さん(47)は、こうしたコケの効果について説明しながら、雨上がりの日のコケの見え方の違いといったポイントを解説した。

参加した大阪府寝屋川市の会社員、梅本靖洋さん(62)は「これまでコケに注目していなかったが、庭を回って関心が高まった。勉強したいと思うきっかけになった」と話した。(森天音)

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