公的支援ない中、認知症の人と家族の支え合い構築 家族の会初代代表、高見国生さん死去
産経ニュース / 2025年2月11日 6時0分
公益社団法人「認知症の人と家族の会」の初代代表理事を務めた高見国生(たかみ・くにお、本名・高見久二雄=たかみ・くにお)さんが令和6年6月10日、虚血性心筋症のため京都市内の病院で死去した。80歳。葬儀は近親者で行った。喪主は妻、早苗(さなえ)さん。
京都府庁の職員として働いていた昭和47年、同居していた75歳の養母が認知症を発症。公的な支援制度がない中、家族で支え合おうと55年に家族の会の前身団体を設立。家族の会では平成29年6月まで代表理事、令和2年3月まで顧問を務めた。
孤立しがちな認知症当事者や家族が集まり、苦労や知恵を分かち合う「つどい」を開くとともに、現場の家族の悩みを施策につなげるための提言も続けた。平成16年と29年には京都市で国際アルツハイマー病協会国際会議を開催し、他の認知症団体との連携も深めた。同会は全国に支部があり、会員数約9千人。
29年4月から本紙コラム「認知症だより」、30年10月から令和2年6月まで「認知症と歩む」を執筆した。
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