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災害対応力高め、備える 和歌山県警が大規模災害想定し訓練

産経ニュース / 2024年8月28日 19時46分

大規模災害を想定して行われた高所からの救助訓練=和歌山市

災害時の対応力を高めようと、和歌山県警は、和歌山市木ノ本の県警察学校グラウンドで、大規模災害を想定し、倒壊した家屋に取り残された住民を救助する災害訓練を行った。

県警警備課や県警管区機動隊などの約35人が参加。南海トラフ巨大地震が発生し、沿岸部を中心に大きな被害が出たとの想定で実施した。倒壊家屋からの救助訓練では、建物内にいる人に呼びかけながら安否を確認。屋根に見立てた板をチェーンソーを使って穴を開けた後、家屋内の人を運び出した。また、建物の3階付近にあたる高さからロープと滑車を使った救助訓練も行った。

警備課の阪上右司次席は「大規模災害を想定した訓練を続け、警察署だけでなく支援部隊も含めて県警全体として対応力を高めていきたい」と話した。

訓練には、今年1月に発生した能登半島地震で、県警緊急災害警備隊中隊長などとして現場で指揮を執った岩出署の浜田真警備課長も立ち会った。浜田課長は「地形が似ている和歌山でも道路が被害を受け支援部隊や物資の輸送が遅れ住民が孤立する可能性がある。災害のタイミングが予測できない中で、必要最低限の備えを継続して行ってほしい」と話した。

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