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「100年目」の年幕開け なぜ12歳の目線なのか 人々の命綿々とつながる歴史 プレイバック「昭和100年」

産経ニュース / 2025年1月1日 8時50分

新年あけましておめでとうございます。昭和元(1926)年から数えて100年目にあたる「昭和100年」の年が幕開けしました。

「12歳の子供が見た昭和」「この年生まれの私」「昭和の新聞コラム」「読者が選ぶ昭和アンケート」のおもに4本の記事で昭和の歩みをランダムに振り返るこの企画も、昨年8月のスタートから23回目を数えました。

幸いにも読者の皆様には好評で「毎週懐かしい気持ちで読んでいる」「同時代の話が出てくると友人と盛り上がる」などのご感想をいただいています。その中には「連載はいつから始まったのか」「昭和○○年はもう終わってしまったのか」などの問い合わせも多く、改めて整理したのが下の一覧表です。

「なぜ12歳の目線なのか」という質問にもお答えします。一つは「12歳」が社会のニュースに関心を持ち始める時期であること、もう一つは、読者の大半を占める年齢の方々は昭和時代に子供だったからです。

もちろん昭和後半に大人だったという方もいるでしょうが、世の中の本音や建て前を知る前の純粋な視点から、「あの時代」を振り返っていただければと思います。

一方、毎週著名人が登場する「この年生まれの私」は、その年以降を生きた人から見た昭和史という位置づけで、「12歳の子供」より干支一回り分、年下の方々にあたります。これに対して、コラムは当時の大人の視点から見た生の昭和と言えるかもしれません。歌謡曲などの読者アンケートは今を生きる私たちが俯瞰して見た昭和として楽しんでほしいと思います。

昭和を振り返ると、明治や大正、その後の平成、令和へと市井の人々の命と歴史が綿々とつながっていることに改めて気づきます。

「12歳」のシリーズはそのあたりの仕掛けも考えています。昭和を知らない若い世代にもぜひ読んでいただければと思います。

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