1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. カルチャー

どちらも本格的 幸手の「自家製うどん パフェ喫茶くぅぅ」味・量ともに高評価 ビバ!続・うどん共和国

産経ニュース / 2024年9月28日 12時0分

外壁に張られた「本日のおすすすめ」=9月、埼玉県幸手市(昌林龍一撮影)

うどんがある喫茶店はあれど、うどんとパフェのどちらも「本格派」の店はめったにない。スタッフは常に挑戦心を持って多くの商品を考案、現在では全部で100種類以上のメニューになった。令和5年3月に開店したばかりだが、味の評判に加え、具だくさんなこともあり、若者から家族連れまで幅広い世代でにぎわう。

埼玉県幸手市のショッピングモール「エムズタウン幸手」の前にある。外壁には「当店は館を1つとし、2業態のお店となっております 自家製うどん・天ぷら:パフェ・喫茶…」と張り紙がある。うどんと天ぷら粉は地元の製粉店から仕入れ、だしにはあご焼き(トビウオ)を使うとある。

店に入るとスタッフは厨房(ちゅうぼう)に2人とホールに1人だが、QRコードによる注文でこなす。うどんと天ぷらを味わえる「ぶっかけ とり天天天うどん 自家製タルタルソース付き」(990円)を注文した。

とり天の大きさにびっくりした。衣は柔らかく鶏肉はタルタルソースとよくあう。うどんと天ぷらの店主、池本晃永さん(48)は「天ぷらは僕が好きだから、いろんな種類があってほしい」と多くの種類にした。うどんは、噛めば噛むほど小麦の味がしっかりでてくる。池本さんいわく「武蔵野うどんとさぬきの両方の硬さと喉越しを組み合わせた感じにした」。

メニューの豊富さにひかれ別の日に「豆乳仕立て チーズたっぷり明太子うどんDEごはん」(1200円)を頼んだ。洋風のスープで、うどんに加えてリゾットのようにご飯が入っていた。持ち帰りで、生うどん(200グラム、200円)や、あごかつお粉(50グラム、200円)がある。

一方、パフェなど喫茶店主は、山岸智代さん(50)だ。常に新しいパフェ作りに挑戦し、この秋は「シャインマスカット『ふんだん』パフェ」(1780円)を考案。各パフェについているのは、山岸さんが考案した、うどん粉を使ったクッキーだ。

うどん店主の池本さんは、昔、うどん店で働いた後に、ファミリーレストランに勤め、うどん、和食、洋食、中華を一通り作れた。山岸さんと接客スタッフもファミレス出身。「30席を一人で任される時代を経験しているし、動きの導線を共有できる」(池本さん)。

うどんに子供向け料金があり、大人より安い価格で量は同じ。子供にも優しい店だ。(昌林龍一)

自家製うどん パフェ喫茶 くぅぅ

住所:埼玉県幸手市上高野808の2

電話:0480・53・4364

観光メモ

四季折々の花が植えられる花見の名所で知られる幸手市の幸手権現堂桜堤で曼珠沙華(まんじゅしゃげ)まつりが始まった。県営権現堂公園管理事務所によると、10月初旬が見ごろで深紅の花を楽しめる。開花状況により期間変更あり。曼珠沙華は秋のお彼岸の時期に咲くことから彼岸花とも呼ばれている。市民ボランティアにより育てられ、現在は約300万本。観覧無料。堤には「峠の茶屋」があり期間中は毎日営業する。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください