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<独自>70年万博のカナダ館コンパニオンら、大阪に 25年万博スタッフに経験伝える

産経ニュース / 2025年2月1日 15時23分

4月に開幕する2025年大阪・関西万博で、カナダ政府が1970年の大阪万博や、85年のつくば科学万博のカナダ館で働いていた当時のコンパニオン、その家族ら約50人を本国から招待する計画であることが1日、分かった。同国政府関係者が明らかにした。コンパニオンらは開幕前に来阪し、大阪・関西万博のカナダ館で働くスタッフらに当時の経験を共有することも想定している。

大阪・関西万博に出展する海外の国・地域が、日本で開催された過去の万博のコンパニオンを開幕に合わせて招待する計画は珍しい。

元コンパニオンらは大阪・関西万博の開幕に先立ち、カナダ館で働くスタッフらと面会し、当時の経験などを伝えることを計画。開幕後も人工島・夢洲(ゆめしま)(大阪市此花区)の会場を訪れることを予定しているという。

日本は70年万博以来、複数回にわたり万博を開催し、国際交流を深めてきた。今回は、万博を通じた日加両国の交流の歴史を多くの日本人が思い返すきっかけにもなりそうだ。

大阪・関西万博のカナダ館では、日本語やカナダの公用語である英語、フランス語などが話せる数十人規模の若いスタッフが来館者の対応に当たる。同関係者は、パビリオンでの勤務は「多くの来館者を迎え入れる非常に光栄な仕事」と重要性を強調する。

カナダは各国が独自で設計、建築を手掛ける「タイプA」パビリオンを出展。「再生」をテーマに掲げ、春の訪れとともに、凍っていた川の氷が溶ける風景をイメージした外観を採用した。

館内では、温かい開放的なカナダの雰囲気を楽しむことができるという。レストランではカナダのビールやワイン、ウイスキー、万博特別メニューも提供される。

また100人規模の若手の音楽家やダンサー、DJなどを本国から招待し、万博期間中を通じてさまざまな文化イベントを会場内で実施する。ブレイクダンス(ブレイキン)の試合なども行うという。(黒川信雄)

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