1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. カルチャー

国の重要文化財で春を告げるひな人形やつるし飾りの展示 約4000点、山梨・甲州市

産経ニュース / 2025年2月11日 12時7分

甘草屋敷では約4千点の古いひな人形やつるし飾りが展示される=11日、山梨県甲州市(平尾孝撮影)

来月のひな祭りを前に、山梨県甲州市の国の重要文化財である古民家の旧高野家住宅「甘草(かんぞう)屋敷」で、県内外から寄贈された約4千点の古いひな人形やつるし飾りの展示が11日から始まった。訪れた人たちは一足早いひな祭りの雰囲気を楽しんでいた。

展示されている人形で最も古いのは、江戸時代中期の「享保雛」で、豪華な着物や冠を身に着け、切れ長の眼をしているのが特徴だ。このほか昭和30年代に流行したという京都御所の紫宸殿(ししんでん)に似せた建物の中にひな人形が飾られる「御殿飾り雛」も多く展示されている。

この日は箏(こと)の演奏会も開かれ、その調べの中で豪華絢爛(けんらん)なひな飾りを楽しんでいた。神奈川県相模原市から来た50代の女性は「いろんな時代のひな人形があって見ごたえがあった」と話す。

甲州市では甘草屋敷を含めた市内全10カ所で、春の訪れを告げる「甲州市えんざん桃源郷ひな飾りと桃の花まつり」としてひな人形の展示を4月18日まで行う。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください