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川崎市、花火大会にクラウドファンディング プロポーズ、お祝いメッセージ…利用法さまざま

産経ニュース / 2024年7月22日 13時4分

今年で83回目を迎える「川崎市制記念多摩川花火大会」に向け、川崎市が、ふるさと納税を活用したクラウドファンディング(CF)による寄付を募集している。目標金額は100万円。20万円以上の寄付(先着5人)には大会当日、特典として30字以内のメッセージを読み上げるといい、市経済労働局観光・地域活力推進部では「プロポーズや誕生日のお祝いメッセージなどに使ってもらえれば、ありがたい」と期待を寄せる。

同花火大会は昭和4年に始まった由緒あるイベント。今年は10月5日午後6時から同7時、「第46回世田谷区たまがわ花火大会」と合同開催される。

今年は市制100周年を記念し、未就学児が書いたイラストに沿った「オリジナル花火」を用意したり、市民から寄せられたメッセージを花火に貼り付けて打ち上げたりすることを計画。打ち上げ数も例年より約4千発多い約1万発にする。

市の負担額約1億7千万円のほか、企業協賛金と有料席販売収入を各約1千万円を見込み、総予算は約1億9千万円。これに対し、寄付目標額は100万円。割合として大きくはないが、あえてCFに踏み切った背景には昨年の教訓もある。

約1億1700万円の総予算を組んだが、物価や人件費の高騰で支出額が約3400万円の超過となり、急遽、局内の予算残額や予備費を充てた。同部では「安定してこの先も大会を続けていくためにも、新たな財源確保が必要との考えが強まった」という。

1万円以上の寄付者には花火大会の記念映像に氏名(愛称、通称も可)を掲載し、5万円以上の場合は記念映像のデータを提供する。また、20万円以上の寄付(先着5人)には、大会当日、30字以内のメッセージを読み上げ、花火を打ち上げる。

同部では「プロポーズやお世話になった方へのお礼、誕生日のお祝いメッセージなどに使ってもらえれば、大会も温かい雰囲気に包まれるだろうし、ありがたい」としている。寄付の募集は9月28日まで。問い合わせは川崎市経済労働局観光・地域活力推進部(044・200・2329)。(橋本謙太郎)

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