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祇園祭・船鉾で「神面改め」、2つの面の無事確認

産経ニュース / 2024年7月4日 15時7分

本面と写し面を掲げ、無事を確認する船鉾保存会役員ら=京都市下京区

祇園祭の前祭(さきまつり)の山鉾(やまほこ)の一つ、船鉾の保存会町屋(京都市下京区)で3日、ご神体の神功(じんぐう)皇后像に付ける面の無事を確認する「神面改め」が行われた。

神面は室町時代に制作された「本面」と、江戸時代に作られた「写し面」があり、同保存会にとって最も重要な宝物。神面は優しく、ふくよかで気品のある表情が特徴だ。巡行中は保存会役員が木箱の中に厳重に保管して鉾に乗り込み、写し面がご神体に付けられる。船鉾は山鉾巡行で最後尾を進む。

この日は、面に息がかからないよう懐紙をくわえた保存会役員らが2つの面を同時に掲げて無事を確認すると、参列者が深々と頭を下げた。

保存会の丸橋博之代表理事(72)は「600年近く前の本面を目の当たりにする今日が祭りの大きな節目になる。猛暑の中で安全に無事に巡行したい」と話した。(田中幸美)

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