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「金色」は教え子と取る、引退表明のアーチェリー・古川高晴選手 五輪6大会連続出場

産経ニュース / 2024年10月21日 20時40分

近畿大洋弓部の学生らに囲まれて笑顔を見せる古川高晴選手(前列中央)=21日、大阪府東大阪市(西川博明撮影)

「かなわなかったのは五輪の金メダル。未練はない」-。アーチェリー日本代表として2004年アテネ以降の夏季五輪に6大会連続で出場し、21日に引退を表明したロンドン五輪個人銀メダリストの古川高晴選手(40)=近畿大職員=は、勤務先の近大(大阪府東大阪市)で開いた記者会見で、四半世紀に及ぶ選手生活をこう振り返った。引退後は母校でもある近大の洋弓部でコーチに専念する。「五輪の金メダルを教え子が獲得できればうれしい」と語り、指導者として改めて世界一を目指す考えを示した。今週末に出場する国内大会が最後の試合となる。

この時期での引退を決意した理由については、最近の国際大会で自らが好成績を残すことができなかったことなどを踏まえ、「日本代表を若い選手に譲り、指導者で第二の人生を迎えるのにいい年齢と思った」と説明した。

長年にわたり、第一線で競技を続けることができたのは「手を抜かずに努力し成長を続けることができたから」だと強調。最も印象に残る大会に東京五輪を挙げ、新型コロナウイルス禍による無観客開催の中、団体と個人の各競技で銅メダルを獲得したことを振り返った。これからは競技の普及にも力を入れるという。

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