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「介護を続けましたが、静かに永眠しました」 地元で愛されたヤギ「さつき」が死ぬ 人間の年齢で100歳 兵庫・豊岡

産経ニュース / 2024年6月21日 19時10分

元気だった頃のさつき=豊岡市但東町(日本・モンゴル民族博物館提供)

兵庫県豊岡市但東町の「日本・モンゴル民族博物館」で生まれ、同館のマスコットとして地域住民らに親しまれてきたヤギの「さつき」(雌)が今月7日、19歳で死んだ。人間でいえば100歳近い長寿だった。

同館のヤギの飼育は平成15年、県立但馬牧場公園(新温泉町)から親子の寄贈をうけたのが始まり。27年に子のヤギ1頭を地元の小学校の児童らが「さつき」と命名した。母ヤギは29年に死に、その後はさつきだけとなった。

ふだんは敷地内のヤギ小屋で生活。職員から与えられる好物の乾燥トウモロコシのエサや、地元の農家が差し入れるニンジンなどを食べる姿が愛らしく、来館者に人気だった。4月ごろから前足の具合が悪くなって治療を続けていたが、5月中ごろから寝たきり状態だったという。

同館の水谷東洋さんは「職員がさつきの介護を続けましたが、静かに永眠しました。さつきは地域のみなさんにかわいがってもらったことで、長生きができました」と話した。

小屋には「みなさん、今までかわいがってくれてありがとう」の感謝のメッセージと、さつきの写真を張り出している。

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