茨城・行方に〝さつまいも課〟全国トップ級産地、官民の専門部隊で認知度向上へ
産経ニュース / 2024年11月27日 21時16分
全国トップクラスのサツマイモの産地・茨城県行方(なめがた)市に27日、〝さつまいも課〟が誕生した。ただし、行政の一組織ではなく、実態は市とJA、生産者らによる合同のプロジェクトチームだ。今後、同市のサツマイモに関する問い合わせなどを一手に引き受け、産地としての認知度向上に努めていく。
茨城県は、令和4年のかんしょ(サツマイモ)の産出額が361億円と全国1位(農林水産省調べ)。行方市はその中で、鉾田市(163億8千万円)に次ぐ2位の生産額(92億円)を誇る産地だ。
市では2年前から、「サツマイモといえば行方市」というキャッチフレーズの浸透に取り組んできたが、興味を持つ企業や消費者らからは「サツマイモに関する相談をどこへ持っていけばよいのか分かりづらい」といった声が多かった。
このため、相談窓口を一本化し、親切で迅速な対応を目指し、関係機関が結束するチーム組織として、さつまいも課の発足が決まった。事務局は市ブランド戦略課に置かれ、JAなめがたしおさいや生産者らを加えた約50人が主要メンバーとなる。
今後の取り組みとしては、企業とのコラボレーション企画として、キリンビバレッジとの「サツマイモに合う飲み物の開発」といったプロジェクト数件が進行中。来年1月には市内で、専門家を招いての「焼き芋サミット」の開催なども計画している。
行方市の鈴木周也市長は「市役所に実在する〝課〟ではないが、インパクトのある名称で活動していく。チームの取り組みをまとめていくことで、皆さんに(産地として)認知していただきたい」と期待を語った。さつまいも課への問い合わせは専用サイト(https://satsumaimoka.com)まで。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
カルビーグループ、さつまいもの品質向上と持続可能な生産方法を追求 おいしさや魅力伝える「さつまいも収穫体験会」も開催
食品新聞 / 2024年11月14日 9時5分
-
今年の「ふるさと納税」はまだ間に合う! サツマイモの返礼品ランキングトップ5【2024年11月版】
Jタウンネット / 2024年11月9日 12時10分
-
ギフトにおすすめ!焼いても揚げてもよし 全国一の干し芋生産地 茨城県産「干し芋」の 食べ比べセットを「JAタウン」で販売中!
@Press / 2024年11月5日 19時0分
-
全国一の干し芋生産地 茨城県産「干し芋」の 食べ比べセットを「JAタウン」で販売中!
共同通信PRワイヤー / 2024年11月5日 19時0分
-
道産サツマイモ 消費拡大を 札幌でイベント
テレビ北海道 / 2024年11月4日 17時7分
ランキング
-
1ユニクロ感謝祭「最強アウターが大幅値下げ」「ヒートテックも割安」絶対に買い逃してはいけない5アイテム
日刊SPA! / 2024年11月27日 8時54分
-
2LINEでもXでもInstagramでもない…東大生が「受験生は絶対入れるな」という"バカになるアプリ"の名前
プレジデントオンライン / 2024年11月25日 16時15分
-
3知っておくと便利「つらい咳」を止めるツボと食材 漢方に詳しい薬剤師が紹介する咳止め漢方3種
東洋経済オンライン / 2024年11月27日 12時30分
-
4「トイレでスマホ」が招く危険...長時間座りっぱなしの健康リスクとは?
ニューズウィーク日本版 / 2024年11月27日 17時50分
-
5「小銭入れると落ちる恐れ」 しまむらの新作財布に不具合……「申し訳ございません」 販売中止に
ねとらぼ / 2024年11月27日 19時20分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください