世界最古の市民オケで研修、大津出身のオーボエ奏者・宮本さん 11日に滋賀初リサイタル
産経ニュース / 2025年1月7日 18時44分
ドイツ東部の都市・ライプツィヒを拠点とする世界最古の市民オーケストラ「ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団」の研修生で、大津市出身のオーボエ奏者、宮本江里佳さん(25)が11日、同市浜町のしがぎんホールで、滋賀県内では初めてリサイタルを開催する。元日本センチュリー交響楽団首席ファゴット奏者の父、宮本謙二さんとの共演も予定しており、「ドイツの自由な空気感を、地元で音楽で表現できれば」と話している。
11歳からオーボエを始めた宮本さんは県立膳所高校(大津市)を卒業後、東京音楽大に進学。東京藝術大大学院在学中の令和4年度に平和堂財団芸術奨励賞を受賞した。5年にドイツに渡り、1743年創設の世界最古の市民オーケストラ「ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団」のアカデミーに在籍。研修生として研鑽(けんさん)を重ね、ドイツ内外の公演に出演している。
今回のリサイタルは平和堂財団芸術奨励賞受賞者シリーズの第3弾として企画された。昨年末までドイツで公演などに追われ、本番直前となる年明けに帰国した宮本さんは7日、県庁で記者会見し、「地元で自分がメインとなる演奏会は初めて。ワクワクするし緊張もしている」と話した。
リサイタルでは、G・ドニゼッティの「オーボエ ソナタ」やR・シューマンの「3つのロマンス」などのプログラムが予定されている。宮本さんは、オーボエの魅力について「主人公になりやすい楽器。吹く人が違えば同じ音は出ず、個性が出やすい」と紹介。滞在先のドイツの音楽にも触れ、「自由に楽しく吹いていいと思うようになった。今回のリサイタルでも、そんな表現ができれば」と意欲をみせた。
全席指定で一般3800円、学生2千円など。申し込みは、しがぎん経済文化センター(077・526・0011、平日午前9時~午後5時、窓口販売なし)。
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