秋の志摩路1000人が満喫 伊勢志摩ツーデーウオーク

安乗埼灯台から伊勢湾を眺める伊勢志摩ツーデーウオークの参加者ら＝12日、三重県志摩市

入り組んだ海岸線が織りなす三重県志摩市の絶景を歩く「第12回伊勢志摩ツーデーウオーク」（実行委員会主催、産経新聞社ほか共催、近鉄グループホールディングス、三井不動産特別協賛）が12、13日の両日に開催され、約千人の参加者が澄み切った秋空の下、志摩路を満喫した。

2日間で、好みのコースを1つずつ選んで歩くことができる仕組み。12日は、安乗埼（あのりざき）灯台と的矢湾に浮かぶ渡鹿野（わたかの）島をめぐる30キロコースと、サーファーの聖地として知られる国府（こう）海岸を歩く20キロ、平成28年の伊勢志摩サミットの舞台となった賢島の6キロ散歩の3コース。13日は英虞（あご）湾を一望する横山展望台を含む10キロと、白亜の大王埼灯台や志摩半島を巡り英虞湾をクルーズ船で渡る24キロのコースで行われた。

参加者らは、賢島（かしこじま）の志摩マリンランド跡地のスタート会場を、荒波太鼓保存会の勇壮な太鼓の演奏に見送られて出発した。コース中の給水ポイントでは、志摩市特産の銘菓「さわ餅」などがふるまわれた。