「安らぎと感動」いけばな大阪展が開幕、51流派が出展

多くの来場者でにぎわういけばな大阪展の会場＝17日午前、大阪市阿倍野区（川村寧撮影）

大阪府花道家協会（宇田土風（どふう）会長）による「第58回いけばな大阪展」（産経新聞社後援）が17日、大阪市阿倍野区のあべのハルカス近鉄本店ウイング館8階にある近鉄アート館で開幕した。「THE　ART　OF　IKEBANA　OSAKA」をテーマに前期（19日まで）、後期（20～22日）合わせて府内の51流派が出展する。

会場には伝統的な古典花から、既成概念にとらわれない現代花まで趣向を凝らした約100作品が展示される。宇田会長は「いけばな会場は安らぎと感動の空間。子供たちの心を養うよい機会でもあるので、ぜひ家族連れで来ていただければ」と来場を呼びかけた。

午前10時半～午後7時半（19、22日は午後4時半まで）で、いずれも入場は閉場30分前まで。入場料は千円（中学生以下無料）。詳細はあべのハルカス近鉄本店ホームページを参照。