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誕生70周年の千葉・多古町で多古米給食 郷土料理「棒もち汁」などの献立に児童ら笑顔

産経ニュース / 2024年10月10日 19時27分

栄養満点の給食を堪能する児童ら=9日、多古町立中村小(松崎翼撮影)

町村合併から今年で70周年を迎えた千葉県多古町のこども園や小中学校の給食に9日、町のコシヒカリブランド米「多古米」を使った特別な献立が登場した。食を通じて郷土への愛着を深めてもらうのが狙い。児童や生徒らは、地元の食材をふんだんに使った栄養満点の給食に目を輝かせた。

多古米は粘りと強い甘みが特徴だ。いすみ米、長狭米とともに「千葉の3大銘柄」に数えられる。

この日は、旭市や香取市などで親しまれる郷土料理「棒もち汁」が提供された。野菜がたっぷりと入ったしょうゆベースのスープに、多古米で作った棒状の餅を味わえる料理だ。

毎年秋の恒例イベント「多古米おかず選手権」で優秀賞になった「多古米泥棒 悪魔の鶏びたし」は、香ばしく焼いた鶏もも肉を甘辛いタレに浸した一品。町特産のサツマイモを使ったサラダも出された。

町立中村小では全校児童76人が沸いた。1年生の飯田千歳さんは「お餅がプニュっとして、おいしい」と笑顔を見せた。

同校の玉井弥生校長は「おいしい多古米に親しんでもらい、子供たちには地元を愛する大人になってほしい」と話した。

現在の多古町は昭和29年に旧多古町、久賀村、中村、常磐村の4町村が合併し、誕生した。今月20日には町コミュニティプラザ文化ホールで記念式典が開かれる。(松崎翼)

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