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「おいなりさん」を自由に楽しむ カラフルいなり寿司 料理と酒

産経ニュース / 2024年9月16日 10時30分

甘辛く煮た揚げの中に、酢飯を詰めたものがいなりずし。おいなりさんと呼んだりもしますよね。デパ地下のテークアウトでも人気です。

神社の中でも身近な存在の稲荷神社。五穀豊穣(ほうじょう)を願った稲荷神社の使いがキツネです。キツネをまつった神社と思われがちですがお使いです。キツネは農作物を食い荒らすネズミを捕獲するので、その好物のお供えとして、ネズミなどの小動物に代わり大豆から作った油揚げが使われるようになったそうです。お揚げを乗せたきつねうどんも、ここからきています。

さて、いなりずし。中の酢飯は地方ごとにいろいろあるようです。シイタケやニンジンを甘辛く煮て詰めたり、ショウガを刻んで詰めたりなどアクセントになります。今回はショウガの甘酢漬けと、ミョウガ、大葉を酢飯と混ぜました。上には枝豆と、ミョウガの梅酢漬け、シイタケとニンジンをトッピング。錦糸卵や牛肉のそぼろ煮など、乗せるのはなんでも構いません。またトッピングをせずに、そのまま揚げでくるんでももちろんオッケー。自由に楽しめるのも、おいなりさんのいいところです。

ビールや酎ハイを飲んで、その締めにもってこいの、おいなりさん。甘い揚げのだしと、ショウガやミョウガのアクセントを感じる酢飯がいいバランスです。カラフルに作ると、食卓が華やかになります。また、暑さも和らぎこれから秋の行楽のシーズン。お弁当に詰めると、お昼が楽しみになりますよ。ぜひお試しください。(速水裕樹)

材料(4人分・20個)

油揚げ………10枚

米……………1.5合

白ごま………大さじ1

大葉…………5枚

ミョウガ……2個

酢飯の合わせ酢

米酢…………大さじ3

砂糖…………小さじ2

塩……………小さじ1/2

揚げの煮汁

だし…………1カップ

砂糖…………大さじ4

しょうゆ……大さじ2

みりん………大さじ1

トッピングの材料

枝豆………………………………1/2袋

ミョウガの梅酢漬け……………適量

シイタケとニンジンの煮物……適量

作り方

1.油揚げは綿棒で軽くつぶすようにする。これで開きやすくなる。半分にカットして、真ん中からはがすように開き、袋状にする

2.鍋にお湯を沸かして油揚げを入れて2分煮る。水に取って冷まし、2枚ずつ手で絞って水気を切る

3.鍋に油揚げを並べ、だし、砂糖、しょうゆ、みりんを入れて火にかける。おとしぶたをして弱火で10分煮る

4.ご飯を炊く。米酢、砂糖、塩を混ぜ合わせて、炊いたご飯に回しかけて、切るように混ぜる

5.白ごま、みじん切りにしたショウガの甘酢漬け、ミョウガ、大葉を入れて、軽く混ぜる

6.手を水でぬらし、酢飯をおにぎりのように丸めてバットに並べる

7.味が染みた油揚げを軽く絞って、酢飯を詰める

8.最後に、枝豆、ミョウガの梅酢漬け、シイタケとニンジンの煮物をトッピングして出来上がり

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