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能登半島地震で被災者受け入れた空自基地、隊員が輪島大祭に参加 奉燈「キリコ」担ぐ

産経ニュース / 2024年8月23日 20時21分

輪島大祭に参加した航空自衛隊輪島分屯基地の隊員ら=23日、石川県輪島市(市岡豊大撮影)

今年1月の能登半島地震で被災者約千人を基地内に受け入れるなどの支援活動に当たった航空自衛隊輪島分屯基地(石川県輪島市)の中部航空警戒管制団第23警戒隊が23日、地元の伝統行事「輪島大祭」に参加し、巨大な奉燈「キリコ」を担いで地元住民と交流した。

能登地方では7~9月、キリコや神輿が乱舞する伝統祭礼「キリコ祭り」が各地で行われる。地震の影響で中止も懸念されたが、輪島市では市内4地区で22~25日に開かれている。

23警戒隊は分屯基地のある河井町地区で参加。例年は後半になる巡航順が今年は最初だった。隊員約40人は「イヤートコ、ヤッセ、ヤッセ」と威勢のいい掛け声を挙げ、高さ約5メートルのキリコを担ぎ、倒壊家屋が多数残る市内を練り歩いた。

祭り太鼓を指導した同市の輪島塗師、大江正明さん(64)は「災害時は自衛隊に行けば安心。何かできればと思って指導した」と話した。

第23警戒隊は輪島大祭に毎年参加している。隊長の岡英樹2等空佐(53)は「輪島市民との間には長年積み重ねた交流がある」と話した。

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