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「ガチャフェス」パワーアップ 近江鉄道が滋賀で19日開催 クラフトビール祭りなど新企画も

産経ニュース / 2024年10月1日 19時30分

「ガチャフェス」をPRする事務局メンバー=滋賀県庁

昨年秋に初開催され、約2万人の参加者でにぎわった近江鉄道沿線活性化イベント「ガチャフェス」が19日に滋賀県彦根市などで開催される。駅や周辺で約60の地域イベントが開催されるほか、今回は大きな集客力が見込まれる「びわ湖クラフトビール祭り」や「貴生川リバーサイドコーヒーマーケット」を新たに企画した。沿線以外からの誘客も図り、定期券以外の利用客増につなげる。

ガチャフェスは、近江鉄道の愛称「ガチャコン」と「フェスティバル」を組み合わせた造語。昨年に引き続き、フェス気分を高めるリストバンド型の「ガチャフェス乗車券」(1日乗り放題券)を100円で販売(小学生以下無料)する。全33駅で購入可能で、イベント概要を紹介したパンフレットも配布する。

びわ湖クラフトビール祭りは、彦根駅東口の駅東町中央広場(午前11時~午後6時)と日野駅前広場(午前11時~午後9時)の2会場で開催。地元の彦根麦酒や日野町のクラフトビール会社「HINO BREWING」のほか、大阪の箕面ビールや三重の伊勢角屋麦酒などの有名醸造所も出店する。2会場を巡ると先着でオリジナルコースターがもらえる。

貴生川リバーサイドコーヒーマーケットは、貴生川駅徒歩5分の北杣橋下(同県甲賀市)で午前11時~午後5時に開催される。西は兵庫、東は静岡から11人のコーヒーロースターが集結。キューバサンドやベーカリー、焼き菓子なども販売され、河川敷でゆったりと杣川を眺めながらぜいたくな時間を楽しむことができる。

地域イベントは約20の駅や周辺で実施。「天空の石段駆け上がり 太郎坊チャレンジ2024」(太郎坊宮前駅)▽「駅前カフェでガリ版体験」(朝日大塚駅)▽「機関車ED31-4に乗ってみよう!」(八日市駅)▽「風のマルシェ」(愛知川駅)-など盛りだくさんの内容となっている。

詳細はガチャフェスの公式ホームページに掲載。①おでかけ先(駅)②時間③目的(食べる・買う・体験する・鑑賞する・子供向け)の3項目にチェックを入れると、目当てのイベントが見つかる検索システムが今回から新たに導入された。

当日は列車を増発し、約30分間隔で運行する。近江鉄道グループの近江バスや湖国バス、八幡山ロープウェー(同県近江八幡市)、びわ湖観光船オーミマリンも小学生以下無料となる。

近江鉄道は、令和4年10月に「全線無料デイ」を開催したところ、当初予想の1万人を大きく上回る約3万8千人が乗車し、関連イベントも大盛況だったことから、にぎわいを沿線全体に広げていこうと、昨年10月に「ガチャフェス」を初めて開催。イベント終了後には定期券以外の乗客が約1割増えたという。

ガチャフェス開催に先立ち、事務局メンバーが滋賀県庁を訪れ、イベントをPR。近江鉄道の川村匡史・取締役執行役員管理部長は「普段は乗らない人にも鉄道での移動を楽しんでもらい、地域の魅力を再発見してほしい」と話している。

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