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富士山が閉山 初の登山規制導入の山梨側でゲート閉鎖、上限4000人到達は0日

産経ニュース / 2024年9月10日 18時36分

富士山吉田ルート5合目のゲートを通過する外国人登山者ら=7月1日、山梨県富士吉田市(平尾孝撮影)

富士山は10日、今年の夏山シーズンを終え、閉山した。今年から1日当たり登山者数と時間帯で登山規制するため、山梨県側登山道「吉田ルート」5合目に設置されたゲートが午後4時に閉鎖された。今夏は1日当たり4千人とした山梨県の規制上限を超える日は1日もなかった。

山梨県は頂上付近の登山道の大混雑や、山小屋に宿泊せずに夜通し山頂を目指す「弾丸登山」対策のため登山規制を今シーズンから始めた。5合目のゲートで登山者から通行料2千円を徴収。1日当たり登山者数を4千人に制限し、山小屋の宿泊予約がある人を除き、午後4時から翌午前3時まではゲートを通過できないようにした。

7月1日から9月10日までのゲート通過の登山者(許可数ベース)は14万1400人だった。1日当たりの平均は2千人弱。最も多かった9月7日でも3382人で3千人を超えたのは4日間だけだった。

特に時間規制導入で弾丸登山が激減した。富士吉田市が行っている6合目通過者計測では午後5時から午前3時の夜間の登山客は前年の約4分の1の水準となっている。山梨県の長崎幸太郎知事は「危険な弾丸登山が相当程度なくなったことが(規制の)大きな成果」と評価する。

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