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戦国舞台ゲーム「弥助」の誤認識拡散、内藤陽介氏「正確な情報発信を」栃木「正論」友の会

産経ニュース / 2024年7月23日 14時54分

「迷走する国際情勢の背景を読み解く」と題して講演する郵便学者で作家の内藤陽介氏=20日、宇都宮市陽西町の栃木県護国神社(伊沢利幸撮影)

「栃木『正論』友の会」の第22回講演会が20日、宇都宮市陽西町の栃木県護国神社で開かれ、郵便学者で作家の内藤陽介氏が「迷走する国際情勢の背景を読み解く」と題して講演した。内藤氏は、戦国時代の日本を舞台とした11月に発売予定のゲームをめぐるインターネット上の〝炎上〟騒動を取り上げ、日本の歴史に関する誤った認識が国際的に広まりかねないとして、早期に正確な情報発信を行う必要があると訴えた。

このゲームは、「アサシン クリード シャドウズ」で、フランスのユービーアイソフトによる「アサシン クリード」シリーズの最新作。戦国時代の日本で織田信長に仕えた黒人として知られる「弥助」を主人公の一人に据えている。6月に日本語吹替版ゲームプレートレーラー(宣伝用の予告映像)が公開されたが、日本の歴史に関する描写の正確性などをめぐって発売中止を求めるオンライン署名活動に発展した。

講演で内藤氏は「事実を歪曲(わいきょく)した弥助のイメージが欧米で拡散している」とし、「(問題を)放置すれば、慰安婦問題が拡散されたときと同じ状況になる可能性がある。早いうちに注意喚起し、『事実ではない』と発信していかなくてはならない」と訴えた。

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