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「万博TDM」30日から試行、時差・迂回出勤呼びかけ 企業団体400超が協力

産経ニュース / 2024年9月28日 17時5分

来年4月に開幕する2025年大阪・関西万博の期間中に予想される交通混雑に備え、万博を運営する日本国際博覧会協会や大阪府、大阪市などは30日~10月4日、400超の企業・団体に通勤時の迂回や時差出勤などを呼びかける「万博TDM(交通需要マネジメント」を試行する。効果を検証し、万博期間中の混雑緩和策を決める。

万博協会は期間中の来場者を計約2820万人、混雑がピークとなる会期終盤(10月ごろ)の1日当たりの来場者を約22万7千人と想定。主な交通手段となる大阪メトロや阪神高速で混雑が予想されるため、1年前の同時期にTDMを試行することにした。府市は2月から協力企業などを募集し、20日現在で407企業・団体(計1369事業所)が登録した。

TDMでは、人工島・夢洲(ゆめしま)(大阪市此花区)の会場周辺道路や、大阪メトロの中央線(弁天町-コスモスクエア)などを重点エリアに指定。シャトルバス発着地周辺も主要エリアと定め、試行期間中は登録企業や住民に通勤時間帯の平日朝(午前8~10時台)、両エリアや大阪メトロ御堂筋線(梅田-本町)、阪神高速の利用を避けるよう推奨する。在宅勤務や時差出勤なども呼び掛ける。

一方、会場近くの府庁咲洲庁舎(大阪市住之江区)などで働く府市や万博協会の職員についても、同時間帯の通勤の7割削減を目指す。

府市は試行後、登録企業へのアンケートや大阪メトロの利用状況、道路交通量などから効果を分析し、万博期間中のTDMの実施内容を決める。

横山英幸市長は27日、記者団に対し「万博は非常に大きなイベントで渋滞や混雑の懸念がある。1社でも多くの企業に参加いただき、混雑を減らしたい」と述べた。

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