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JR東新潟支社が今冬初の集中除雪 上越線を計画運休、大学共通テストに影響出ぬよう配慮

産経ニュース / 2025年1月14日 19時19分

JR石打駅で除雪作業を行うJR東日本新潟支社の社員ら=14日午後、新潟県南魚沼市(本田賢一撮影)

1月18、19両日に行われる大学入学共通テストを前に、JR東日本新潟支社は14日、積雪が特に多いJR上越線の一部区間を計画的に一時運休にし、除雪車などを使って集中除雪を行った。同支社管内では近年、局所的に大雪になる傾向があり、事前に除雪を行うことで受験生の足にできる限り影響が出ないよう配慮した。

集中除雪を行ったのは、土樽駅(新潟県湯沢町)~六日町駅(同県南魚沼市)間の約30キロ。同日午前10時ごろ~午後4時ごろまでの約6時間、JR社員や協力会社の社員ら延べ140人が作業を行った。同支社管内での計画的運休を伴う除雪作業はこの冬初めて。

同市の石打駅では、今月10日までの大雪でホーム上の一部に1メートル以上の高さの雪が残っていた。その雪を作業員が線路上に落とし、最新鋭の除雪車が線路外に飛ばしていた。

また、列車の安全運行のため、架線を支える設備に付着した雪の塊を絶縁棒で落とす作業も行った。

同支社長岡保線技術センターの上石佳広所長は「今後も、お客さまの安全を最優先に今回のような除雪を行っていく」と語った。

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