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「世界中が平和に」 祇園祭・綾傘鉾保存会がちまき作り

産経ニュース / 2024年7月1日 15時41分

丁寧に厄除けちまきを作る大学生ら=京都市下京区

祇園祭前祭(さきまつり)の山鉾巡行(じゅんこう)に参加する綾傘鉾保存会(京都市下京区)が、地元住民や大学生とともに「厄除(よ)けちまき」を作った。約3700本のちまきは神事始めの「吉符入り」が行われた1日、保存会隣の大原神社での祈禱(きとう)を受けた。14~16日に授与される。

地元住民とともに佛教大と華頂短期大の学生計約50人が、クマザサを束ねたちまきに大原神社のお札の付いたのし紙を手際よく巻き付け、袋詰めにした。初めて参加した佛教大4年の大山栞奈(かんな)さん(21)と五島侑采玖(ゆづき)さん(22)は「世界中が平和になり、コロナのような疫病がはやらないように祈りながら作業しました」と口をそろえた。

保存会では町内の高齢化などによる担い手不足を背景に平成13年から大学生の協力を得ている。保存会の寺田進理事長(75)は今年の巡行に向け「熱中症に気をつけて華麗に堂々と巡行したい」と話した。(田中幸美)

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