絶滅危惧種のワオキツネザル 展示環境を随時改善 東武動物公園

飼育されているワオキツネザル（東武動物公園提供）

ワオキツネザルと聞いてみなさんは何を思い浮かべますか？名前の通りリング状で白と黒の綺麗なコントラストの尻尾をしています。生息域はマダガスカル島で原始的な特徴を残したサルの仲間です。野生下では約2千頭前後と言われており、絶滅危惧種に指定されています。

当園ではワオキツネザルを間近で観察できる「ワオワオガーデン」があります。そこでは動物の観察・おやつをあげる体験を通しワオキツネザルの魅力を来場者にお伝えし、動物たちの保全についてアナウンスしています。

また、動物福祉にも注力しており、消防ホースで作成したフィーダーの設置や、老齢個体の移動のためのスロープなど気になった箇所について随時調査・改善を行っています。一度見に行ったことがあっても、一か月後別なアイテムが追加されている？なんてこともあります。動物にとって「飽きが来ない」エリアにしたいと考えております。　ぜひワオキツネザルを見に東武動物公園へご来園ください。

◇

入園料や営業に関するお問い合わせは同園（0480・93・1200）、またはホームページにて。各種SNSにも最新情報を投稿中。