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春日大社・一之鳥居色鮮やかに 塗り替え完了し神事

産経ニュース / 2024年10月11日 21時33分

朱が塗り替えられた春日大社の一之鳥居=奈良市

春日大社(奈良市)の表玄関となっている一之鳥居(重要文化財)の朱の塗り替え事業が完了し11日、神事が行われた。塗り替えは8年ぶりで、訪れた参拝者は朱の輝きを取り戻した鳥居をくぐった。

一之鳥居は平安時代の創建と言われ、春日宮曼荼羅(まんだら)などにも描かれてきた。現在の鳥居は江戸時代の建築。木造の高さ6・75メートルで、柱は厚板を桶のように貼り合わせ円形にした造りとなっている。20年に1度の社殿大修理「式年造替(しきねんぞうたい)」に合わせて修理を行っているが、平成28年の塗り替え以降、朱が色あせてきたため今回古い朱をかき落とした上で、新しく朱を塗った。

この日は、塗り替えられた鳥居の前で神職2人が神事を行い、鳥居を祓い清めた。その後、次々と国内外からの参拝者が鳥居をくぐって本殿へと至る長い参道を進んだ。今年は、春日若宮おん祭・お渡り式(12月17日)の行列も鮮やかな鳥居をくぐることになる。

大社の広報担当者は「正面玄関が大変美しくよみがえったので、多くの人たちに見ていただきたい」と話していた。

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