復興のシンボル「希望りんご」を保育園へ、被災者つなぐ植樹活動 阪神大震災30年
産経ニュース / 2025年1月14日 17時49分
阪神大震災発生から17日で30年となるのを前に、震災からの復興と希望のシンボルとして植えられた「希望りんご」が14日、兵庫県尼崎市の「尼崎たんぽぽ保育園」に新たに1本植樹された。震災の約2年後から被災地などにリンゴの木を植える活動を続けるボランティア団体「この町・花の街・作戦」(尼崎市)と同園が主催し、園児ら約60人が参加した。植樹は今回で116カ所、618本目。
植樹式では、園児らが震災の犠牲者に黙禱(もくとう)をささげた後、リンゴの木の周囲に土をかぶせて踏み固め、倒木防止用の支柱を打ち込んだ。同園の芝林昇理事長は「大きな地震が起こって30年がたちます。お父さんやお母さんに(地震のことを)聞いてください」と呼びかけた。
団体は、画商の田村治典さん(79)が震災の発生から約3カ月後に設立。「被災者と今後もつながっていける活動を」として、平成9年からリンゴを植えている。終戦直後のヒット曲「リンゴの唄」などに着想を得たという。
保育園が約20年前に開園したのと同じ時期に田村さんが運営するギャラリーが園の近くに移ってきた縁で、同園が植樹先に選ばれたという。田村さんは「30年は通過点。1本ずつでもリンゴを植え続けていきたい」と語った。
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