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浴衣メークは色に頼らずカラーレスで 頰には血色を与える艶ありチークをちょい足し 加藤智一 大人の身だしなみ塾

産経ニュース / 2024年7月31日 9時0分

イラスト・吉山明恵

いよいよ夏本番。夏祭りや花火大会などイベントもピークを迎えます。浴衣でおしゃれする機会も増えますが、ここで取り入れたいのが浴衣に似合うメークです。近年は夜も蒸し暑さが続くことが多く、メーク崩れがないように心掛けるのは至難の業。むしろ、メークは崩れる前提で準備したほうがスマートです。

そこでおすすめしたいのが、色に頼らないカラーレスなメークを施すこと。ベースメークであれば色がつかない日焼け止めや化粧下地を重ね塗りして、色ではなく透明感でカバーします。そもそも夜間のベースメークに、日中のようなカバー力は必要ありません。

ファンデーションは、汗をかきにくい頰や目元などに部分的に塗布するだけで大丈夫。さらに、頰にはリキッドやクリームなど指塗りできる艶のあるチークを重ねると、より華やかな印象になります。チークはポーチにしのばせておけば、外出先でもすぐに血色が復活するので便利です。

目元は浴衣の色に合わせたアイシャドーを塗るときれいですが、化粧崩れが気になる場合はアイライン+赤みを帯びたベージュシャドーで仕上げるのも粋。赤みは血色と同調するので、メークが崩れても悪目立ちしません。アイラインは、ジェル状タイプがよれにくいので試してみてください。(美容ジャーナリスト)

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